第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」が存在し、現在公開されている。原文はamazonの洋書コーナーで買うこともできる。アメリカと言うのはとても面白い国だ。 さて、このマニュアルは何のために作られたか。それは、敵地で仕事の進みを遅らせるように人々をトレーニングするためらしい。つまりこのマニュアルにあるようなことをなるべく避けていれば、仕事の進みが早くなるはず。「組織と会議」の部分はいろんなところに日本語訳紹介されているが、私が気になったのはこの部分。誰も訳してくれないのでここに。 マネージャーとスーパーバイザ 常に文書による指示を要求せよ。 誤解を招きやすい指示を出せ。意思統一のために長時間議論せよ。さらに、出来る限り不備を指摘せよ。 準備を十分行い、完全に準備ができているまで実行に移すな。 在庫がなくなるまで、注文をさせるな。 高性