令和アニメ『うる星』は あたるとラムの関係性を最重要視しており 視聴者のSNSなどでの反応を見るに それは的を得ていたようにも感じられます。 結果を出せばそれは正しかったことになるので この概念は定着しそうな按配ですが 『うる星』イコール“あたラム”なのだ、 ということになると 僕などはちょっと行き場がなくなってしまいます。 そのことを最近ずっと考えておりまして。 まぁしかし結局『うる星』は 『ボーイ ミーツ ガール』編で終わったわけです。 それは受け止めなくてはならない。 ただ僕が思うに “空から女の子が落ちてきた話”と “男の子と女の子がずっと仲のいい話”は 一部重なりつつも 別のベクトルだと思うのです。 “出会った話”と“出会ってからの話”というふうに 並べればわかりやすいでしょうか。 ボーイミーツガールのお話は 過去から連綿と続いていて 『銀河鉄道999』や『未来少年コナン』、 『