NTTドコモ、ルネサス テクノロジ、富士通、三菱電機、シャープの5社は、W-CDMA方式に対応した携帯電話を、よりスムーズに開発できるよう、基本機能をまとめたプラットフォームを共同開発する。 今回開発されるプラットフォームは、携帯電話としての基本機能を1つにまとめ、端末開発する際の土台となるもの。端末メーカーが採用すれば、共通機能をあらためて開発する必要がなくなるため、開発期間の短縮化、あるいは開発コストの低減が見込める。 チップセットは、ドコモとルネサスが開発したW-CDMA/GSM(GPRS)対応のベースバンドチップと、ルネサスのアプリケーションプロセッサ「SH-Mobile」を1つにまとめたワンチップLSIをベースとし、さらにW-CDMAの高速通信版「HSDPA」と、GSMの高速通信版「EDGE」もサポートされる。 同プラットフォームには、このLSIに加えて、通信部分のOSやソフトウ