ロシアのプーチン大統領は、来年も軍事侵攻を継続する考えを改めて強調するとともに、アメリカがウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステム「パトリオット」について「われわれはそれを破壊する」とけん制しました。 ロシアのプーチン大統領は22日、首都モスクワで国内メディア向けに記者会見を開き、ことし1年を総括して「理想的な状況などはない。しかし全体としてロシアは自信をもって過ごした1年だった。来年を含む将来の計画を遂行する上で、支障をきたす懸念はない」と述べました。 そのうえで「特別軍事作戦に関連することは絶対に必要な措置だと信じている。われわれの軍や兵士がロシアの利益や主権、そして国民を守っていることに感謝すべきだ」と述べ、改めて軍事侵攻を正当化し、来年も継続する考えを強調しました。 また、アメリカがウクライナへの供与を表明した地対空ミサイルシステム「パトリオット」について、「パトリオット