「緊張と緩和」とはお笑いの法則でよく使われる言葉である。 例えば下の画像を見て欲しい (コミック第2巻 第8話 黒い熱風より) これがおもしろいと感じる人は、ゴルゴ13を読み込んでいる方じゃないでしょうか。ゴルゴの独特の世界観、緊張感を知っていればゴルゴ13が笑っているという違和感がなんともおもしろい。逆に作品を数話読んだだけでは、ゴルゴの世界観まではわからないので、このコマのおもしろさも伝わらないと思う。 1969年にこのコマで笑って以来、次に笑うのは25年も後の1994年で(第333話 「力は我々にあり」)それ以後は現在まで笑う姿は確認されていない。 <自ら笑いを取りにいくゴルゴ13> (第1話 「ビッグ・セイフ作戦」より) このセリフが逆ではないかと疑ってしまう幻のゴルゴのジョーク。 1話ゆえにまだキャラ設定があいまいだったのか・・・。 この法則を一番巧みに利用しているのが、やはり松