現行法では著作権が保護される期間は著作者の死後50年。期間の計算を簡便にするため死亡の翌年の1月1日から起算されることから、保護期間が終了するのも元日となる。2016年は、江戸川乱歩や谷崎潤一郎、高見順などが加わった。 関連記事 青空文庫に谷崎潤一郎「春琴抄」、江戸川乱歩「二銭銅貨」など登場 谷崎潤一郎や江戸川乱歩、中勘助らの作品がパブリックドメインとなり、青空文庫に登場した。 2次創作は非親告罪化の対象外に 文化審議会の小委員会、方向性まとまる 文部科学相の諮問機関・文化審議会の小委員会は、TPP合意による著作権侵害の非親告罪化について、同人誌などに代表される2次創作は含めない方向で議論を進めることになった。 「本が棚からなくなる」――青空文庫、TPP交渉の著作権保護期間延長に危機感 「本が棚からなくなる」――政府がTPPの知財交渉で、著作権の保護期間を作者の死後70年で統一することで調