異様に赤茶けた浴室、漂う石油くさい匂い、触るとピリピリしびれるようなお湯……。日本には、そんなエッジの効いた温泉が隠れている――。 日に日に寒くなってきたこの頃、お風呂で肩まで湯に浸かりたい季節がやってきた。家のお風呂やスーパー銭湯のみならず、近年のレトロブームで懐かし温泉も注目を集めている。 そんな長い年月営業している「秘湯」では、思わずぎょっとしてしまうような「月日の蓄積」が見られることがある。今回は日本各地の知られざる温泉を探訪した異色の書「侘寂温泉」シリーズ(辰巳出版)の執筆者で、写真家・文筆家の魚谷祐介氏に、全国各地にあるそんな思わず二度見してしまうような「ヤバい温泉」ベスト10を選んでもらった。
![超高濃度炭酸の“ラムネ湯”、爆発しそうな異臭、“サンゴ触感”な浴槽…二度見必至の「ヤバい温泉」ベスト10 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e2eb0d060b3c90538eca9910c42a687ddf5ff5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F2%2F3%2F1200wm%2Fimg_234bbca7cd78b8575e534199ae1d1cba200168.jpg)