学術、研究、開発に関して、スイスは依然として世界のトップグループに属している。だが、まもなくスカンジナビア諸国や日本に追い抜かれそうだ。 連邦統計局 ( BFS /OFS ) の「スイスの学術および技術に関する指標」によると、スイスの特許取得数は経済協力開発機構 ( OECD ) 加盟国全体の2%に過ぎない。しかし、国民100万人当たりに換算すると107となり、119の日本に次いで第2位だ。 ヨーロッパの優等生 25歳から64歳までのスイス国民のうち、高等教育卒業の資格を持つのは3割。連邦統計局はこれを、「知識を基礎とし、生産やノウハウの伝播を必要とする経済および社会にとって、非常に優秀な人材資本」だと評している。 国際的な比較では中位クラスのスイスだが、欧州連合 ( EU ) 27カ国の中では平均以上で、ドイツやフランスよりも上位に位置している。トップはカナダで46%、これに45%のアイ
![「ハイテク」スイスは健在](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a07a116fce180c40de85883c379ae331e083ecfc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.swissinfo.ch%2Fcontent%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F13%2F2008%2F05%2Fd52f291117a7f9c88de5f4aeeaaf277d-keyimg20080514_9089036_2-data.jpg)