Windows OSでは、TCP/IPネットワークの動作状態を確認するために、netstatというコマンドが用意されている。一般的には、単に「netstat」もしくは「netstat -n」と入力してTCPやUDPなどの通信の状態を調べたり、「netstat -r」と入力してルーティング・テーブルの状態などを調べたりするために使われる。これらの使い方についてはすでに本TIPSでもいくつか取り上げているので参考にしていただきたい。 netstatコマンドを使いこなす netstatでリッスンしているプロセスを特定する ルーティング・テーブルを操作する デフォルト・ゲートウェイは1つのみ有効 以上のほかにもう1つ、netstatには、TCP/IPプロトコル・スタックの動作状況を表す「統計値(statistics)」を表示するという機能も用意されている。プロトコル・スタックの動作状態を調査し、例