『一流マネジャーの仕事の哲学』を上梓した、西岡塾塾長を務める西岡郁夫氏。シャープでノートパソコンの開発を指揮した後、インテル社長を務めた、日本のパソコン市場開拓の立役者である西岡氏が、自身の若かりし頃を振り返りました。一流のマネジャーになるために必要なマインドセットとはどのようなものなのか。西岡氏が実体験をもとにリアルな仕事哲学を語りました。 社長になれると思っていた 西岡郁夫氏(以下、西岡):はい、みなさんこんにちは。 今日はみんな、若い人が多いよね。今回は、「一流マネジャーの仕事の哲学」っていうタイトルなんですが、あんまりこれには関わらず、お話をしたいと思います。途中でわからんところがあったら訊いてください。 ときどき大阪弁なんで、単語がわからないとか、そういうときはすぐに訊いてもらってけっこうです。最初に型通りに自己紹介があるんですけど、まずここでいくつかポイントをお話しておきます。
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