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ブックマーク / enterprise.watch.impress.co.jp (8)

  • 2010年に公開されるメジャーアップデート版「Xen 4.0」

    今回は、11月末に中国・上海で開催されたXen Summit Asia 2009の情報を元に、年明け早々にアップデートされるハイパーバイザー「Xen」の最新状況を解説する。 ■年明け早々にXen 4.0がリリース Xen.orgでは、XenのメジャーアップデートとなるXen 4.0とマイナーリリースのXen 3.4.3をリリースする。 2009年12月段階で、リリースされているのはXen 3.4.2。Xen 3.4.3は、リリースされているXenのバグフィックスなどの修正バージョンだ。このため、Xen 3.4.3にはほとんど新しい機能は追加されていない。しかし、Xen 3.4.3のリリースにより、Xen 3.4系列のハイパーバイザーがより安定してきたといえる。Xen.orgでは、3カ月ごとにマイナーリリースを行い、6~9カ月おきにメジャーリリースを行う計画をしている。 CitrixのXen

  • Windows 7とWindows Server 2008 R2で始めるデスクトップ仮想化【第一回】

    Windows 7の一般販売が始まり、すべてのユーザーがWindows 7に接することができるようになった。Windows XPからの乗り換え先として、格的な評価を始めた企業も多いのではないだろうか。 このWindows 7の登場で関心を集めているのが、デスクトップ仮想化だ。 今回から3回にわたって、Windows Server 2008 R2とWindows 7 Enterpriseを組み合わせたデスクトップ仮想化環境を紹介する。どちらのOSも評価版が公開されているので、ハードウェアさえあれば、個人でも確認できるので、ぜひ試してみてほしい。 ■デスクトップ仮想化とは? デスクトップ仮想化は、クライアントPCそのものを仮想環境で動作させることで、管理者には一元化された管理環境を、ユーザーには柔軟なアクセス環境を提供できるようにするものだ。 基的にはリモートデスクトップと同じような仕組み

  • 第4のハイパーバイザー「KVM」開発者が語る、Xenとの大きな違い

    「KVMはXenよりも大幅にパフォーマンスがアップしている。なにより、LinuxカーネルにマージされているKVMは、Linuxカーネルで追加される新しい機能を享受できる」、そう語るのは、Red Hatが開発を進めているハイパーバイザーKVMの開発者で、メインメンテナーのアヴィ・キヴィティ氏。アヴィ・キヴィティ氏は、KVMの開発を行っていたイスラエルのQumranetに在籍し、QumranetがRed Hatに買収された後も、KVMの開発、メンテナンスを続けている。 普及という面では、Xenに一歩遅れていたKVMだが、NTTコミュニケーションズのクラウドサービス「BizCITY」で採用されるなど、徐々に採用が始まっている。今回、アヴィ・キヴィティ氏およびレッドハット株式会社 マーケティング部 部長の中井雅也氏に、KVMの特長と今後のスケジュールなどを伺った。 ■Linuxの仮想化スタンダー

    rx7
    rx7 2009/10/26
  • 第4のハイパーバイザー、Red Hatの「KVM」

    連載では、これまでVMwareの「VMware ESX/ESXi」、マイクロソフトの「Hyper-V」、シトリックスの「XenServer」などを取り上げてきた。今回は、第4のハイパーバイザーといえる米Red Hatの「KVM」を紹介する。 ■Linuxカーネルに統合されたKVM Red Hatは、6月中旬から企業ユーザー限定で「Red Hat Enterprise Virtualization(以下、RHEV)」のβテストを始めた。RHEVは、昨年Red Hatが買収したQumranet(クムラネット)のKVMをハイパーバイザーとしたものだ。 Linuxのハイパーバイザーとしては、米Citrixに買収されたXenが有名だ。しかし、Red Hatは、今後KVMがLinuxのハイパーバイザーとして主流になっていくと考えている。 米Red Hat、Executive Vice Preside

  • VMwareの最新ハイパーバイザー「ESX 4」はどの程度進化したか?

    ESX 4では仮想ハードウェアも進化しており、SASやIDEといったデバイスを仮想マシンで利用できるようになった。これにより、IDEを利用する古いOSもESX 4ではゲストOSとしてインストールできるようになっている。ただし、VMwareが古いOSすべてをサポートしているわけではない。 ハードウェアの仮想化支援機能に関しては、インテルのEPT(Extended Page Tables)を新たにサポート。EPTは、Xeon 5500番台などで採用されている仮想化支援機能で、メモリのマッピングを計算する機能をCPUのハードウェア側で実現するもの。ESX 3.5からサポートしているAMDのRVI(Rapid Virtualization Indexing)やインテルのVMDq(Virtual Machine Device Queues)を含め、ESX 4はハードウェア仮想化支援機能のすべてに対応

  • インテルの自信作「Xeon 5500番台」の仮想化対応機能を見る

    インテルが発表した最新CPU「Xeon 5500番台」は、仮想化という観点から見れば待望のCPUといえる。「Xeon 5500番台は、Pentium Pro以来の革新的なCPUだ。このCPUによって、サーバーはさらに革新をしていくだろう」と発表会に出席した米Intel上席副社長 兼 デジタル・エンタープライズ事業部長のパット・ゲルシンガー氏は語っている。 今回は、仮想化の視点でXeon 5500番台の機能を解説していこう。 ■ ネイティブなクアッドコアのXeon 5500番台 Xeon 5500番台は、昨年発売されたデスクトップ用のCore i7と同じNehalemマイクロアーキテクチャを採用したCPU。Xeon 5500番台は、Core i7と同じマイクロアーキテクチャを採用することで、デュアルコアのCPUを2つ組み合わせるといった場当たり的な設計ではなく、ネイティブなクアッドコアCP

  • マイクロソフト、クラウドOS「Windows Azure」を国内でお披露目

    マイクロソフト株式会社は1月27日・28日の両日、ソフトウェア開発者向けのカンファレンス「Microsoft Tech Days 2009」を開催。初日のキーノートでは、先日発表されたWindows Azureなど同社のクラウドコンピューティング戦略が紹介された。 クラウドコンピューティングについて、同社執行役デベロッパー&プラットフォーム統括部長の大場章弘氏は、「ITの中でクラウドは大きな流れとなっており、マイクロソフトもこれを否定することはできない」と、クラウド化が必然の流れであると説明する。しかし、大場氏はクラウドが抱える問題も紹介する。「企業内ITにとって、情報投資の経費化や開発効率の向上は検討できるが、基幹系まで置き換えていいのかといった声がある。また、ISVにとっては、SaaS化によりリーチは広がるものの、すべてサービス化できるのか、また開発者を再教育しなくてはいけないのかと

  • Hyper-Vはどの程度使えるか【第二回】

    Hyper-Vの基的な要件は前回紹介した。今回は、実際にHyper-Vを動作させる方法を紹介する。 ■ Hyper-Vの動作要件 Hyper-Vを動かすためには、CPUが64ビット、仮想化機能、データ実行防止機能をサポートしている必要がある。Intel、AMDともに、サーバー向けやメインストリーム向けCPUでは、これらの機能はサポートされている。なので、現在リリースされているサーバーやデスクトップ用のCPUでは、Hyper-Vは使用できる。ただし、モバイル用やエントリー向けの低価格CPUなどでは、一部機能が削られているため、Hyper-Vが動作しないこともあるので注意が必要だ。 もう一つ重要なのが、マザーボードのBIOSだ。マザーボードのBIOSをチェックして、仮想化機能やデータ実行防止機能をオンにしておく必要がある。もし、BIOSにこういった項目がなければ、メーカーのWebサイトから最

    rx7
    rx7 2008/09/26
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