10月24日の読売新聞朝刊に掲載された記事が、注目を集めている。経団連を特集し、今年5月に就任した中西宏明会長の改革について記載されていた。 記事によると、中西会長は5月、経団連会館内にある会長執務室に初めて卓上のパソコンを設置したという。これまでは「部屋でパソコンを操る財界総理はいなかった」が、事務局の役員やその部下に、メールで仕事の指示・確認をするようになったそうだ。 ネットではこの内容に、「今までどうやって仕事してたの?」「20年前の記事じゃないの?」などと呆れる声が出ている。 「メーカー出身の70代はPCが身近だったはず。使えないとは考えにくい」 経団連の広報担当者がキャリコネニュースに語ったところによると、今年5月以前、会長と事務局役員らの連絡が「電話や紙、対面がメインだったのは確か」だという。メールを使うようになった理由については、「会長がデジタルトランスフォーメーションに意欲