住宅ローン大手のアルヒは9日、住環境や交通利便性などを基に専門家が選んだ首都圏の「本当に住みやすい街」の順位を発表した。1位に川口(埼玉県川口市)、2位に大泉学園(東京都練馬区)、3位には辻堂(神奈川県藤沢市)が選ばれ、1位が横浜、2位が東京・恵比寿だった別会社発表の「住みたい街ランキング」とは異なる結果が出た。 「住みやすい街」は、①インフラ整備など住環境 ②交通の利便性 ③教育・文化環境 ④家賃相場などからみたコストパフォーマンス ⑤将来の街の発展性を基準に、住宅評論家桜井幸雄、不動産アナリスト岡本郁雄の両氏が選定した。 川口は2年連続で1位。9日に東京都内で開かれた発表会で桜井氏は「コストパフォーマンスが高く、発展性もある」と評価。岡本氏は「東京にアクセスしやすい割に(住宅価格が)安い」と指摘した。駆けつけた川口市の奥ノ木信夫市長は「うれしくて感動している」と喜んだ。 今年3月にリク