チケット販売大手の「ぴあ」は、全国にある店舗の運営を、6月末ですべて終了すると発表しました。 インターネットによるチケット販売が主流となったことに加えて、新型コロナウイルスの影響で店舗での販売額が大きく低下し、役目を十分に果たしたと判断したということです。 発表によりますと、ぴあは全国にある「ぴあステーション」など77店舗の運営をことし6月末で終了します。 今後は、インターネット販売を中心に、サービスを提供していくとしています。 ぴあは、1972年に月刊誌「ぴあ」を創刊、最も多い時には全国に600以上の店舗を展開しました。 人気アーティストのコンサートチケットの発売前には、店舗の前に徹夜の行列ができることもありました。 しかし、インターネットによるチケット販売が年々、増えていて、店舗の売り上げは2019年度には全体の3%未満まで低下していました。 さらに、新型コロナウイルスの影響で昨年度は