2009年にスペインのiq氏がelavatedという衝撃的なデモを発表した。 わずか4KBのプログラムで、リアルな山岳地帯の風景を3Dでリアルタイム描画し、音楽も鳴らすというものだ。 「たった4KBでこんなことができるわけがない! チートだ!」と叫びたくなるプログラムだが、製作者(iq氏)がいろんな資料を公開してくれていて、 それを読むと「天才ならこのぐらいはできるかもな」ぐらいには思えるようになる。 iq氏の資料はココにまとまっている。 elavatedの概要のpdfを読むと、 地形は2D格子で、各格子点の高さはパーリンノイズで求める。(パーリンノイズについての詳細) 通常のポリゴンベースの描画ではなく、ピクセルシェーダを使ったレイマーチン法でレンダリング。(地形とのレイマーチン法についての詳細) カメラの位置、方向、パスもピクセルシェーダ内で算出 地形の法線ベクトルは隣のピクセルとの差