とんがり屋根がポコポコ並ぶ可愛い町並みが広がる南イタリアの街「アルベルベッロ」 「トゥルッリ」と呼ばれるこの建物群は世界遺産にも登録されていて、おとぎの国のような景色で旅行者を楽しませてくれます。 この見た目が可愛いとんがり屋根。実は苦難のストーリーがあります。 15世紀末、この町をナポリが支配していたときのお話。 この町を統治するためジャンジローラモ2世がという伯爵がこの町に送り込まれてきました。その当時、収める税金は家の数によって決められていたので、伯爵は国の役人が訪れた際には住民たちに屋根を壊させ「これは屋根がないので家ではない!!フハ…フハハ!」と悪代官もビックリするほど腹黒発言をブチかましたそうです。 それ以来、腹黒伯爵の脱税のため、住民たちは屋根を壊しては作り壊しては作りを繰り返すうちに「せめて壊しやすい屋根にしよう…」ということで必死に考え出されたんだとか。 17世紀に伯爵の
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