wikipediaにかなり詳しい解説が載っているのでかいつまんで。 平均も中央値も、データの「普通の値」「(直感的な意味で)平均的な値」を知りたいときに使う統計量です。 まず平均値は計算も楽だし、性質も分かりやすいので、もっともよく使われます。 ところがこの「平均値」というのが私たちが知りたいと思っている「普通の値」と異なることが多々あります。 例えば日本人男性の平均年収は600万程度といわれていますが、 これを見て「自分の年収は600万なので、まあ"平均的"な日本人だ」といえるでしょうか? 実は全体の7割近い人が、この平均年収より低い年収で生活しているので、 600万もらっていれば、ある意味「普通より裕福」といえます。 これは一部の高額所得者が平均年収を吊り上げているために起こる現象です。 (年収に下限(=0円)はあっても上限はありませんからね) 平均年収の「中央値」は、おそらくこれより