勝利宣言し、妻のブリジットさん(右)と支持者の祝福に応えるマクロン氏(7日午後、パリで)=鈴木竜三撮影 フランス大統領選の第2回投票が7日行われ、中道で無所属のエマニュエル・マクロン前経済相が、次期大統領に決まりました。選挙は4月に行われた第1回投票を受けて、極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏と、マクロン氏の一騎打ちとなり、マクロン氏が大差をつけて当選を確実にしました。相次ぐテロや移民問題に揺れるフランスを占う選挙戦をまとめました。(日付は現地時間) 史上最年少の仏大統領誕生 フランス大統領選の決選投票は7日午後8時(日本時間8日午前3時)に投票が締め切られ、即日開票の結果、欧州連合(EU)の統合推進を訴えた中道で無所属のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が6割以上の票を集め、EU離脱を主張した極右・国民戦線のマリーヌ・ルペン氏(48)を破り、当選することが確実になった。 仏メディアが