2009年10月02日 ■鹿島はこのまま陥落してしまうのか リーグの序盤から磐石の強さを見せ、順調に白星を重ねてきた鹿島。しかし、7月29日に行われたナビスコカップ準々決勝の川崎F戦で死闘の末に敗退が決定すると、それ以降はリーグ戦でも急激に失速をしてしまいました。 19節終了時点に当時の2位である新潟とあった10の勝ち点差は、27節終了時点(暫定)で1。一体、王者に何があったのでしょうか。 そこで、今回はナビスコカップで敗退した川崎F戦セカンドレグの前を「好調時」、後を「不調時」としてデータを比較したいと思います。 ●開始直後に注意せよ 表1では、時期別による成績を比較しました。 1試合あたりの得点数が0.58減少していることは問題といえますが、それ以上に深刻なのは1試合あたりの失点数が1.03増加していることです。現在の総失点は25失点といまだリーグで最少ですが、以前のよう