サッダーム・フセイン(スペードのエース) イラクのお尋ね者トランプカード(イラクのおたずねものトランプカード)とは、2003年におけるアメリカ合衆国および有志連合国によるイラク侵攻において、兵士らがサッダーム・フセイン政権のお尋ね者やバアス党の幹部や革命指導評議会のメンバーを特定するのに助けとなるようアメリカ軍が開発したトランプセットである[1]。 それぞれのカードにはお尋ね者の名前、写真(入手可能な者のみ)、肩書が記されている。エース、キングなど、もっとも高いランクのカードは、お尋ね者リスト(U.S. list of most-wanted Iraqis)の上位の人物に使われた。スペードのエースはサッダーム・フセイン[2]、クラブ及びハートのエースはそれぞれ彼の息子クサイとウダイであり、ダイヤのエースはサッダームの大統領秘書官アービド・ハーミド・マフムードである。作成当初はカードの順番は