心拍間隔 ~心臓の鼓動間隔に注目~ まずはじめに、心臓の鼓動の時間間隔である心拍間隔という概念を理解しておきます。横になる等安静にしているときは心臓の鼓動が「遅く」なり、運動した時や緊張した時には心臓の鼓動が「速く」なる事は誰しもが体感していることです。この心臓の鼓動が「速い」、「遅い」を表現する方法として、拍動の一拍と次の一拍の間の時間である心拍間隔を考えてみます。心臓の鼓動が速いときは、ドックン、ドックンの間隔が短いわけですから、心拍間隔時間は小さくなります。反対に、心臓の鼓動が遅いときは、ドックン、ドックンの間隔が長くなるわけですから、心拍間隔時間は大きくなります。 心臓の機能を調べるためによく利用される「心電図」をつかって心拍間隔を確認しておきます。下の図を参照してください。まず、図の上側に、心電図(ECG)と呼ばれる心臓が”ドックン”となる時に発生する電気信号のイメージ図を載せて