総務省の情報通信行政・郵政行政審議会は2009年7月16日,NGN(次世代ネットワーク)のIPv6インターネット接続に係る接続約款変更案に対して寄せられた再意見を公開した。再意見は,1回目の意見(関連記事)が公開された6月30日から7月13日までの間に募集された。 今回の接続約款変更案は,NTT東日本とNTT西日本が総務大臣に対して認可を申請しているもので,「トンネル方式」と「ネイティブ方式」の2方式から成る。トンネル方式は既存のIPv4インターネット接続とほぼ同様の構成になるが,「アダプタ」と呼ばれるIPv6トンネル機能とIPv6 NAT(network address translation)機能を備えたIPv6対応ブロードバンド・ルーターを新たに設置する必要がある。一方の「ネイティブ方式」は,既存のNGN向けホーム・ゲートウエイ(HGW)をそのまま使えるが,NGNと直接接続するのは最
「WebアプリケーションやSNSの普及に伴い、ユーザーはセキュリティ・アプライアンスで脅威をチェックする形から、クラウド上でチェックする形に移行している」。ノックスの鈴木克利氏(写真)は2009年7月16日、都内で開催された「エンタープライズ・クラウドフォーラム」でこう語り、「Webセキュリティ対策がセキュリティ・アプライアンスを導入する形から、SaaSとして利用する形に遷移している」と指摘した。 講演の冒頭、鈴木氏はセキュリティに関連する“1万2000”という数字をスクリーン上に示し、聴講者に「この数字を見て何を想像するか」と問いかけた。「この“1万2000”という数字は世界中で1日に報告されるセキュリティの脅威の数だ。脅威の内訳は緊急性を要するものから注意を喚起する程度のものまで様々だが、この数は数年前と比較すると非常に多い」。 「攻撃の対象として特に増加が著しいのが『Gmail』に代
Tired of sorting your spam? Try out milter-greylist News milter-greylist is not dead, it is just mature, and does not release often. milter-greylist is a stand-alone milter written in C that implements the greylist filtering method, as proposed by Evan Harris. Grey listing works by assuming that, unlike legitimate MTA, spam engines will not retry sending their junk mail on a temporary error. The f
virtualization.infoによる新しいセキュリティコラムの第2回目だ。本シリーズは実世界における仮想インフラのセキュリティリスクから始まり、先週の第1回は具体的に仮想マシンのテンプレートに関連したリスクについて述べた。 今回の話題は、仮想インフラ管理インターフェースのリスクだ。 仮想化業界で働くセキュリティ専門家の大半にはたった1つだけ悪夢がある。ゲスト・ツー・ホストの悪用だ。 これはつまり、ゲスト仮想マシン(管理権限さえ不要かもしれない)から攻撃を仕掛けてホストシステムを乗っ取ってしまうという、ほとんど魔法に近い攻撃だ。これは今のところ最もおそれられている状況で、あらゆる恐怖を具体化していて、仮想化に対して懐疑的な人々からは「だから言っただろう」的なコメントが相次いでいる。 われわれは既にこのような事件をCloudburstエクスプロイトコードで少なくとも1回は目にしているが
Google Analytics is undoubtedly the most widely used web analytics application. Emerged from and based upon the analytics-package developed by Urchin Software Corporation (which was bought by Google in April 2005), the tool has become publicly available for free under the new flagship of Google Analytics. In May 2007 the application was heavily edited, developed and released; the design was simpli
昨日はITpro主催のイベント「ユーザー企業のためのエンタープライズ・クラウドフォーラム」に参加してきました。 日経コンピュータ 中田敦記者のセッション「みえてきたクラウドのコスト」では、グーグル、アマゾン、マイクロソフトの最新データセンターの動向を紹介してくれたのですが、これが非常に興味深い内容でした。セッションの内容からトピックを2つほど紹介します。 大規模データセンターは7倍効率がよい 1つ目は、日経コンピュータ2009年7月8日号で同記者が記事としても書いていることなのですが、データセンターの規模の経済について。1000台クラスの中規模データセンターと、5万台クラスのデータセンターを比較すると、大規模データセンターのほうが7倍も効率がよいというデータが示されています。 つまり、ユーザーがある大きさのコンピュータリソースを調達しようとするとき、大規模データセンターは中規模データセンタ
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