文化庁は2009年9月4日、国語に関する世論調査の概要を発表した。それによると、情報の取得元としてテレビを利用している人は全年齢層で8-9割に達し、情報源としてのテレビの存在感が改めて認識できる結果となった。一方でインターネットを利用する人は10-40代では4-5割に達しているのに対し、50代以降は2割以下に急落するなど、世代ごとのメディアにおける世代間の差異が見える結果も出ている(【発表リリース】)。 今調査は2009年3月に個別面接調査方式で行われたもので、有効回答数は1954人。男女比、年齢階層比などは非公開。 毎日の生活に必要な情報を何から得ているかとの問いに対し、全体ではテレビがもっとも多く86.0%に達していた。次いで新聞が76.6%、パソコン(インターネット)が29.8%、雑誌が18.7%、ラジオが16.2%、ちらしやビラが12.9%、携帯電話が12.1%。ただし年齢階層によ