[北京 17日 AP] 中国東部の畑でスイカがどんどん爆発している。雨天の間に成長促進剤を与えすぎたことが原因とみられている。期待されていた豊かな実りの代わりに、畑は「地雷原」のようになってしまった。 中国中央テレビの調査報告によれば、江蘇省丹陽市周辺の農家20人ほどが被害を受け、最大115エーカー(45ヘクタール) 分の果物を失ったそうだ。 昨年の価格高騰を受け、多数の農家がスイカ市場に参入していた。スイカを爆発させたのは、近年広く使用されている成長促進剤ホルクロルフェニュロンをはじめて使った農家ばかりだった。雨が続いた期間に本来より遅い時期まで使用したことにより、スイカの爆発が引き起こされたと、中国中央テレビは農業専門家のコメントを引用して報じた。 中国ではこの薬品の使用は規制されておらず、米国でもキウイフルーツとブドウに使用することが許可されている。しかしこの調査報告は、中国の農家が