電通(東京・港)は4月4日、SDGsの認知や興味などの現状を把握するため「SDGsに関する生活者調査」の結果を発表。SDGsの認知率は14.8%、共感度の平均は73.1%で、理解が進めば今後のアクションにつながる可能性があることが分かった。 SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の「国連持続可能な開発サミット」で採択されたアジェンダで掲げられた目標。世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるための17の目標と169のターゲットからなる。近年では、日本経団連や日本証券協会などがけん引役となり、ビジネス分野でも推進されている。 本調査は同社内のSDGs関連のプロジェクトを推進する「team SDGs」が担当。全国10~70代の男女計1400人を対象に、SDGsへの「認知・理解」「興味・関心」、「SDGs認知者のプロフ