米仮想化ソフト大手VMウェアのポール・マリッツ最高経営責任者(CEO)は22日、都内で記者会見し、1台のスマートフォン(多機能携帯電話)で2台分の機能が使える技術を開発していると表明した。基本ソフト(OS)に米グーグルの「アンドロイド」を搭載した端末向けで、例えば会社用と個人用の番号を1台に登録し、場面に応じて使い分けることを想定している。 二つの電話番号を登録する携帯電話端末は既にあるが、VMウェアの技術ではアプリケーションソフトの登録や課金も番号別にできるという。携帯電話会社2社と協力してテストを進めている。 【関連記事】 【特集】最強モバイルを探せ〜アップル「カリスマ経営者」が治療専念 米国との「サイバー対決」にみなぎる中国の決意 凸版印刷、電子書店を開設=2月上旬スタート、インテルと協業 新スマートフォンを発売=手のひらサイズ パナソニック、多機能端末を年内に発売へ