自分のではなくて、犬の17回めの誕生日。 昨年死んでしまったので、直接「おめでとう、大好きだよ」と頭を撫でられないはじめての誕生日。 いつもよりたくさん「好きだよ」と言って、いつもより長めに散歩に行って、楽しい1日にしてあげようとちょっとだけ頑張る日だった。 犬も尻尾を振って嬉しそうにしてたけど、人間といるといつでも幸せになってしまう子だったから、特別に何か感じてたかどうかはわからない。誕生日の概念とかないんだろうなあ。 9年前のあの日も一緒に家でのんびりしていた。 地震の揺れを怖がることはなかったけど、ドアに取り付けたウィンドベルがなって、「お客さん?!」と吠えながら玄関に走っていって、誰もいなくて不思議そうに首を傾げてたね。 危ないかもしれないのですぐに抱っこして連れ戻したけど、いやそれよりとんでもないこと起きてるだろ!と不謹慎ながらちょっと癒された。 テレビに映るこの世のものとは思え