今月26日、22歳の女子大生が「出会い系カフェ」で知り合った男に殺された。その女子大生の学校として、2ちゃんねるには複数の大学名が書き込まれた。他の大学も、たまたま現場近くにキャンパスがあるとか、被害者と似た名前の学生がいるというだけで、“疑惑”をかけられている。同様の2次被害は先月、札幌市内で起きた女性2人の殺人事件で、強姦致死などの容疑で逮捕された男の姓と同名の北海道の不動産会社でも発生した。 一方、今月7日に千葉・成田空港近くの山林で腐乱した男性2人の遺体が発見された事件では、死体遺棄容疑で逮捕された男(24)が2ちゃんねるで自殺相手を募集し、集団自殺を図ろうとしたものの死にきれなかったことが分かっている。 警察庁から業務委託された財団法人インターネット協会などによると、今年1−6月にインターネット上に掲示された違法情報は、過去最多の1万8452件。 殺人請負や自殺勧誘は5441件を