日本で30年以上暮らす永住者からは、「日本社会と懸命に関わっているのに、また輪の外に追い出された気がします」と不安の声が上がっている。
2024年秋に従来の健康保険証をマイナンバーカードに一本化する、いわゆるマイナ保険証の導入をめぐって、政界を含め様々な懸念論が展開されています。 一本化への懸念には、マイナンバーの紐づけミスが発覚されたことが大きな引き金になっていることは言うまでもありません。こうした不安が払しょくされない限り、一本化は先送りすべきだという意見が野党だけでなく与党自民党内からも挙がっているようです。 さて、こうした声にもかかわらず、政府は健康保険証の廃止時期は延期せず、予定通り来年秋のマイナ保険証への移行までに国民の不安を払しょくするとい強い方針を提示し、明8月4日には岸田総理自らが国民に理解を呼び掛けるとしています。 衆議院解散総選挙が取沙汰されているにも関わらず、政府がこのような不退転ともいえる方針を表明した理由について、一部私の推測も交えて考察したいと思います。 1.国民皆保険制度を維持する上での財政
2022年6月14日、是枝裕和監督や深田晃司監督ら、映画監督有志7人が記者会見を開き、日本映画の持続可能性のための組織「日本版CNC」の設立を求めました。 CNCとは、フランス映画産業を下支えする組織「国立映画映像センター」のこと。この組織は多くの年間予算を持ち、企画開発から製作費予算の助成、配給やプロモーション助成、さらに映画館運営も援助し、多方面で映画産業を支えている組織です。 是枝監督らは、低賃金労働問題やハラスメントなど日本の映画業界が抱える様々な問題を構造から変えていくためにこの組織の立ち上げを映画業界に求めていくことを目指して、権利なき社団「Action4Cinema/日本版CNC設立を求める会」を立ち上げ、すでに日本映画製作者連盟(映連)や、経産省などと話し合いの場を持ち、研究・勉強しながら今後も様々な関係団体に提言を行っていくとのことです。 映画ファンの中には会見のニュース
「あきらめ症候群」という奇病 「あきらめ症候群」というのを聞いたことがあるでしょうか?身体のどこにも悪い所はないのに、子供が話すことを止め、食べることも止め、そのうち目を開けることさえ止め、全般的に生きる気力を失くして寝たきりになる病気です。 この病気は、主に東欧・バルカン半島方面からスウェーデンにやってきた難民家族の子供だけに見られる奇病で、2000年前後から報告されはじめました。投薬や手術などの医学的治療はほとんど効果がありません。しかし、患者とその家族に永住権を与えると治る、という大変恐ろしい病気です。 ここまで読んで、「こんなの仮病に決まってんだろ!」と叫びたくなった人がいるかもしれませんが、もうしばらく茶番にお付き合いください。 エスカレートする茶番劇難民に同情的な世論が強いスウェーデンでは、この奇病が報告された当初から、"子供が病気なのだから可哀想な難民家族を国外退去にするな"
「無償化になってから、いいことが1つもない」 「保育士には何も還元されず、ただただ少し高くなった物を買う。ほんと保育士やってられない」 ことし10月から始まった幼児教育と保育の無償化をめぐり、SNSでこんなことばが飛び交っています。 今、保育の現場に起きている異変。 “私、保育士辞めます”。ある保育士の心の叫びです。 (社会部記者 間野まりえ) スタートから1か月余りがたった幼児教育と保育の無償化。 幼稚園や保育施設で、いわゆる「便乗値上げ」が相次いでいることをニュースで伝えたところ、さまざまなご意見をいただきました。 中でも気になったのが保育士からの声。 「重労働をしても報われることはなく安月給で働かされています。先生の意欲を向上し(保育の)質を高めるためにも値上げはしかたないことかもしれません」 「保育士の待遇は悪化するばかりです。新たな事務仕事も増え、これからが不安です」 「質の向上
在ソウルジャーナリスト。時事通信ソウル支局記者を経て、「文藝春秋」「週刊文春」のソウル特派員。長年、北朝鮮問題をウオッチ。平壌や開城工業団地、板門店、金剛山など7回以上北朝鮮入りして取材。日韓メディアに寄稿している。 高齢社会に入った韓国は、医療費支出の増加と給付の拡大で健康保険財政の悪化が懸念される中、外国人地域加入者の健康保険制度が問題を抱えていることが明らかになった。外国人健康保険の財政収支の赤字が過去5年間で2倍以上急増したのだ。これを受け、保健福祉部(省)が外国人が韓国に入って健康保険に加入した後、高価な診療を受けて帰ってしまう問題を改善することにした。 国民健康保険公団の“2013年~2018年6月までの外国人の健康保険収支の現況”と題する資料によると、13年に941億ウォン、14年に1138億ウォン、15年に1310億ウォン、16年に1716億ウォン、17年に1987億ウォン
今の結婚制度は子供を作らない夫婦には有利なんだよ。 LGBTへの差別は良くない。ハイハイ。同性婚には賛成。ハイハイ。だけどまず先に今の結婚制度は変えるべきでしょと思ったので書く。 我が家は子供が欲しくなくて作らなかった夫婦で、低収入ながら貯蓄もほんのり出来てきたので、今年から妻が無職になったんですよ。 夫婦合意の上で、1年か2年くらいブラブラして人生を満喫しようって。その後、妻が再就職したら、こんどは自分がブラブラする番になっている。 生涯収入が下がるデメリットは受けるのだし、自分たちの貯蓄で暮らすのだから、遊んで暮らすことについては誰に何を言わせるつもりもない。 ただこの件に関しては、結婚してると、結婚しているだけで優遇あるんですよ。 独身の場合、しばらく無職で遊んで暮らすには、住民税を払って国民年金を払って国民健康保険料も払わなくちゃいけない。 ただ息を吸って吐いて何もしないで生きるだ
【萬物相】国際的に「カモ」にされる韓国の健康保険 米ロサンゼルス在住の韓国系米国人キムさん(73)は2015年末、ソウル市内の親族宅に滞在し、胃がんの手術を受けて米国に戻った。キムさんは健康保険料3カ月分(28万ウォン=約2万9000円)を支払って健康保険の地域加入者資格を得て149日間入院または外来治療を受けた。キムさんが手術費などで使った金額は500万ウォン(約51万円)、国民健康保険公団が負担した金額は7000万ウォン(約710万円)だった。キムさんのように韓国で健康保険の恩恵を受けて帰国してしまう外国人や韓国系海外在留者が急増傾向にある。 米国でがんの手術を受けるには多額の費用がかかる。一方、韓国に来て手術をすれば往復の飛行機代に滞在費を合わせてもかなりお釣りが来る。特にがんや心血管疾患といった4大疾患は健康保険資格を取得した場合、診療費の5%だけ負担すればいい。このため、米国など
「週刊現代」が外国人による国民皆保険の「不当利用問題」について、キャンペーンを行っている。第一回目は、入国制度の盲点を突き、日本の健康保険に加入し、高額治療を安く受ける外国人の実態に迫っている。 「最近、日本語がまったく話せない70代の患者が、日本に住んでいるという息子と一緒に来院し、脳動脈瘤の手術をしました。 本来なら100万~200万円の治療費がかかりますが、健康保険証を持っていたので、高額療養費制度を使って自己負担は8万円ほど。 日常会話もできないので、日本で暮らしているとはとても考えられませんでした。どうやって保険証を入手したのかわかりませんが、病院としては保険証さえあれば、根掘り葉掘り確認することはありません」 こう明かすのは都内の総合病院で働く看護師。 いま日本の医療保険制度を揺るがしかねない事態が起きている。ビザを使ってやってきた外国人が日本の公的保険制度を使い、日本人と同じ
DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 中国人による“爆買い”が一段落付く一方で、昨今、日本で検診や病気の治療を行う「医療ツーリズム」が活気づいている。しかし、制度の盲点を突き、日本の医療制度に“タダ乗り”している中国人も急増しているという。その実態を取材した(ダイヤモンド・オンライン副編集長 田島靖久) 「中国からの患者が押し寄せ、とにかく大変。言葉が通じず、しかも『はるばる来たのだから先に見ろ』などとわがままを言う人も多く、日本人の患者にしわ寄せが及んでいる。しかし、日本人へのしわ寄せはそれだけではない…」 こう語る医師が所属するがん専門の大手病院には、ここ数年、中国人のがん患者が大挙して訪れている。中国では承認されていないクスリの投与を望む患者や、最先端の治療を受
他人が利用する無線LANの「暗号鍵」を解読し、インターネットを無断で使ういわゆる「ただ乗り」に先月、無罪を言い渡した判決について、東京地方検察庁が控訴しない方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。これにより無線LANの「ただ乗り」は罪に問えないとした判断が確定することになります。 これについて東京地方裁判所は先月27日、「電波法では『無線通信の秘密』を盗んで使用した者は罰せられるが、無線LANの『暗号鍵』は通信の内容を知るための手段にすぎず、通信の秘密にはあたらない」として無罪を言い渡していました。 この判決について東京地方検察庁が10日までに控訴しない方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。 これにより無線LANの「ただ乗り」は罪に問えないとした判断が確定することになります。 一方、この裁判では不正アクセス禁止法違反などの罪については有罪とし、被告に懲役8年が言い渡されて
たとえば前回の冒頭で「もし食い物万引きしちゃいけないって言うなら、3日間公園の水だけ飲んで暮らしてみればいいんすよ。非行少年なんか、親が3日飯食わせなかったら誰だってなるんすよ」と発言した青年もそうだった。 取材時に25歳だったK君は、まさにかつて子どもの貧困の当事者だった青年だ。母親と父親のなれそめは、母親がキャバクラでバイトをしながら専門学校に通っていたときで、父親は年の離れた元客だった。父の仕事は不動産の営業だったが、バブルの崩壊で父親は借金を抱えて失職し、母親へのDVもあったために離婚。 小学校に上がったばかりだったK君は母親とともに、某県の公営住宅で独り暮らしをしていた母の父親のところに身を寄せたという。 働かず毎日ワンカップを飲んでる祖父 「それで、ジジイが生活保護(受給者)だったんですけど、初めて部屋入ったときの臭いは忘れられない。リアルにうんこ。汚物の臭いで、俺、絶対こんな
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