仏経済団体「フランス企業運動(Movement of the Enterprises of France、Medef)」の本部前で、「ここは租税回避地」と書いた横断幕を掲げて外国企業の課税逃れを助けたルクセンブルク税務当局に抗議する人たち(2014年12月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ELIOT BLONDET 【12月13日 AFP】数百社の多国籍企業がルクセンブルクの税務当局との取り決めの下で課税を優遇されていたとされる問題で、証拠となる文書を流出させたとみられる大手コンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers、PwC)のルクセンブルク法人の元社員が、窃盗とマネーロンダリング(資金洗浄)の罪で起訴された。同国の検察当局が12日、明らかにした。 被告の身元は明らかにされていないが、日刊紙ルクセンバーガー・ウォルト(Luxemb