タグ

2019年4月10日のブックマーク (2件)

  • 「博士漂流」問題、職に対して人募集の仕組みを 識者:朝日新聞デジタル

    の博士をめぐる悲劇が繰り返されている。就職難から「博士漂流」が問題視されて10年以上。なぜ悲劇は後を絶たないのか。対策をどう講じるべきか。病理医で、日の科学技術政策をウォッチする一般社団法人の代表を務める榎木英介さん(47)に寄稿してもらった。 ◇ 将来を嘱望された優秀な研究者が自ら命を絶ったことに、とても悲しく、胸が引き裂かれる思いです。西村さんがたどった道は、日の研究者コミュニティー、そして日の社会が抱える問題をあぶりだしているように思います。 まず、将来有望な研究者すら受け入れられない、大学や研究機関の常勤職の乏しさが背景にあります。また、研究者の採用プロセスが公正かどうかという疑問も感じます。東京医大の問題が示すように、女性であることが職を得ることに不利に働いた可能性があります。また、コネや学閥といった要素が採用に影響を与えた可能性も否定できません。 制度の問題もあります

    「博士漂流」問題、職に対して人募集の仕組みを 識者:朝日新聞デジタル
    ryokusai
    ryokusai 2019/04/10
    「これ以上西村さんのような悲劇を生み出さないためにどうしたら」といふ質問に、「日本の研究者コミュニティー」内での相互扶助の仕組み(「講」みたいな)を作らうといふ回答を期待した私が莫迦だつた。
  • 文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル

    仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。

    文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル
    ryokusai
    ryokusai 2019/04/10
    「苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。離婚届を提出したその日に自死した。」自殺が一種の「あてつけ」であることがよくわかる。