パレスチナのハマースが10月7日にイスラエルに対する「アクサーの大洪水」作戦を開始し、イスラエルがガザ地区を封鎖し、爆撃を続けるなか、再びシリアがイスラエルの標的となった。 「アクサーの大洪水」作戦開始以降の侵犯行為イスラエルがシリアに対して爆撃をはじめとする侵犯行為を行うのは、今年に入って32回目、ないしは37回目となる。このうち、「アクサーの大洪水」作戦開始以降、イスラエル軍がシリアに対して行った侵犯行為は以下5件、ないしは7件である。 10月10日午後2時半頃シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県のユーフラテス川西岸のイラク国境に位置するブーカマール市近郊の複数ヵ所に対して、戦闘機1機が爆撃した。反体制系メディアのナフル・メディアやノース・プレスによると、これにより、イラン・イスラーム革命防衛隊が管理し、「イランの民兵」が物資の輸送に使用しているハリー村の非正規の国境通行所(鉄道通