今回は『涼宮ハルヒの憂鬱』をレビューします。漫画版は完結から7年が過ぎていますが、原作小説はなんと9年半ぶりとなる新刊『涼宮ハルヒの直観』が出たばかり。いまレビューせずしていつするか! というわけで、言わずと知れた大ヒット作、宇宙人や未来人や超能力者たちとハチャメチャで面白おかしい非日常を過ごす学園物語です。 原作小説の著者は谷川流(たにがわ・ながる)さん、キャラクターデザインはいとうのいぢさん。コミカライズの担当はツガノガクさんで、2005年から2013年までKADOKAWAの「月刊少年エース」で連載され、単行本は20巻で完結しています。ストーリーは、2011年に刊行された原作小説の11巻『涼宮ハルヒの驚愕(後)』までを、多少の前後はありますが、おおむね忠実に辿っています。 『涼宮ハルヒの憂鬱』作品紹介 作品の詳細を見る 完結『涼宮ハルヒの憂鬱』 全20巻 谷川流・ツガノガク・いとうのい