鹿島、上海申花の“カンフーサッカー”にドロー…ACL 前半、相手選手と激しく競り合う鹿島・岩政(中央=共同) ◆アジア・チャンピオンズリーグ ▽1次リーグH組 上海申花0─0鹿島(2日・上海虹口足球場) 各地で1次リーグ初戦が行われ、H組の鹿島はアウェーで上海申花(中国)と0―0のドロー。ファウルの応酬となった激しい試合で貴重な勝ち点1を手にした。 危険な洗礼だ。気温6度と凍(い)てつく上海虹口足球場で鹿島が“カンフーサッカー”でボロボロにされた。 肘打ち、跳び蹴りという悪質ファウルの応酬に主力が次々とダウンした。「相手は足首を狙ってくる。レフェリーはファウルを取らない。全然ダメだった」。興梠は声を落とした。前半38分、相手に背後から危険なタックルを受けた。右足首を押さえながら悶絶(もんぜつ)。シュート0本で後半43分の交代時には両足に重度の打撲を負っていた。09年5月の前回対戦時にもラフ