サッカーW杯予選などの盛り上がりの一方で、Jリーグでは毎年100人近い選手がユニホームを脱いでいる。平均引退年齢は26歳前後。高校3年のときに横浜Mでデビューし、U-20日本代表にも選ばれたFW阿部祐大朗さん(27)も契約期間を1年残しながら、昨季限りで引退を決意。第2の人生をスタートさせた。(聞き手・夕刊フジ編集委員 久保武司) --契約を残して引退したのは 「人生の幅を広げないといけないと思って。周りには大反対されました」 --仕事は何を 「ウエディングプランナーです。人と話して作り上げ、幸せにする素晴らしい仕事だと思いました。何しろ一生に1度のこと。結局、サッカーと似た仕事を選んだのかな…。いや、サッカーならミスは許されますが、仕事の決定機は外すわけにはいきません」 --きっかけは 「現役時代の先輩の紹介です。1日に20~30通も採用希望が届く会社なので、入れていただいて感謝していま