指揮官も選手たちも、自分たちのサッカーを貫くという信念を持ってコートジボワール戦に臨んでいた。結果は1-2の敗戦。内容をみても、これまで築き上げてきたいまの日本代表が持つ力を発揮できたとは言えない。「残念ながら通常のサッカーをできなかった。私は4年間を一緒に戦ってきた。だから、もっとできることを知っている。今日の試合でなにが起こったのか、選手たちと話し合いたい」と試合後に語ったのはザッケローニ監督である。 コートジボワールの各選手の技術力の高さ、前方への推進力に押され、前半から自分たちがやりたいサッカーをできなかった。マイボールになってもまわりのサポートが遅く、すぐに囲まれてテンポよくパスをつなぐことができない。とくに、本田、香川がボールを持つとすぐに2人、3人の相手が身体を寄せてきたため、なかなか攻撃のカタチを作れなかった。 それでも、数少ないチャンスをモノにして先制点を奪った。その
W杯開幕! 日本サッカーを強くするカギ キリスト教文化圏の「個」とは何か 『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』 吉崎エイジーニョ氏インタビュー 盛り上がりを見せるサッカーのブラジルワールドカップ。日本代表はどこまで勝ち進むことが出来るのか。開催国のブラジルは優勝できるのかなど興味は尽きない。サッカーを語るとき、一般的にフォーメーションやシステムが話題になることは多い。しかし、そもそもそれらを構成する選手の「個」は、サッカー強国と日本のそれとはどう違うのか。これまで「個」のレベルアップを追求してきた日本代表の本田圭佑選手がインタビューで「少なくとも、今追い求めているのは個ではないと感じていますね」と発言したことも話題となった。自らドイツ10部リーグでプレーした経験を持ち、『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』(集英社新書)を上梓したライターの吉崎エイジーニョさんに話を聞いた。 ――ブラジル
17年連続で生鮮カツオ水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼市魚市場の関係者が、カツオ水揚げの出足の鈍さにやきもきしている。ことしは春先に西日本で不漁が伝えられ、気仙沼漁港にも本格的な水揚げはまだない。日本近海の海水温が低い影響で北上が遅れているとみられるほか、乱獲による世界的な資源減少を指摘する声も挙がっている。 「水揚げは実質ゼロと言っていい。早く来ないと製氷業や飲食店への影響が大きい」。魚市場を運営する気仙沼漁協の村田次男専務は不安をにじませる。 気仙沼漁港には7日と8日にカツオ一本釣り漁船が相次いで入港した。千葉県銚子沖で捕れた計150トンの水揚げのうち、ビンナガマグロが99%を占め、カツオはわずか計1.6トンだった。 7日に入港した第73真海丸(宮崎県日南市)の中野慎三漁労長は「カツオの群れが薄く、価格が安定するビンナガ狙いだった」と言う。その後入港はなく、12日時点の水揚げ量は昨
Home » 海外サッカー » 2014ブラジルW杯 » 夢うつつ精神的に脆かったザックジャパン。コートジボワール戦、必然の敗北。本田だけが見ていた現実 夢うつつ精神的に脆かったザックジャパン。コートジボワール戦、必然の敗北。本田だけが見ていた現実 6月15日(日本時間)、日本対コートジボワールの一戦が行われ、1対2で日本は敗れた。先制した日本だったが、逆転負け。いつものようなサッカーができなかった。敗因はどこにあるのか? 2014年06月15日(日)13時42分配信 text by 植田路生 photo Getty Images タグ: focus, アルベルト・ザッケローニ, ザックジャパン, ブラジル, ワールドカップ, 代表, 日本, 日本代表, 本田圭佑, 長谷部誠 長谷部誠は試合後に語った。キャプテンとして自分たちのサッカーができなかったことを敗因にあげた。 日本代表は本田圭佑
「コメ作りをやってれば絶対人口は減る」。秋田県の佐竹敬久知事が、秋田の人口減少の原因は稲作依存にあるとの発言を繰り返している。「タブーだった」と語った知事。大規模工場の誘致が進まなかったのはコメ農家が反対したからだとの認識も示した。全国有数のコメ産出県の知事による大胆発言の真意はどこにあるのか。■省力化で働き手流出 佐竹知事は5月12日の定例記者会見で次のように語った。 〈米作が悪いといういんじゃないけども、例えばコメというのは労働生産性がものすごく上がってます。しかし、土地生産性は最も低いんです。土地生産性が低くて労働生産性がものすごく上がるということはどういうことか。人はほとんどいらない。そういうことで、例えば、全体的には農業県ほど人口は減ります。そして農業県の中でコメのウエートが大きいところほど人口減少は著しい。これは統計から出てきます〉 〈秋田の農業を維持していくとすると、コメはも
プレスがハマらず、すべての歯車が狂った コートジボワールは正確に日本の弱点突く ISM 6月15日(日)17時26分配信 日本は現地時間14日、レシフェのペルナンブコ・アリーナでコートジボワール代表に1対2で敗れ、2014年W杯初戦を白星で飾ることはできなかった。 ザックジャパンは自分たちが思い描いていたようなプレーをやらせてもらえなかった。主将MF長谷部誠は「今日は前半も後半も自分たちのやろうとしているサッカーが試合を通して表現できなかった。それが一番です。相手もよかったわけではないし、ただ自分たちができなかった」と唇を噛んだ。 まず、前からのプレスがまったく機能しなかった。1トップの大迫勇也とトップ下の本田圭佑の2人がファーストディフェンダーとして相手の最終ラインに圧力を掛けにいくが、コートジボワールはボランチがDFラインに落ちることで2対3の数的優位を作り、日本の前線からのプレッ
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