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ブックマーク / shinka3.exblog.jp (3)

  • 筆頭著者の記者会見と連名著者の責任 | 5号館を出て

    日、筆頭著者の記者会見がありました。ねつ造などが指摘されているNatureの論文2ともの筆頭著者です。 いつものようにすごい論文や興味深い論文の紹介記事ではないので気が重いのですが、すんなりと世の中に受け入れられていたら歴史的論文となる可能性もあった2編です。 Articleと呼ばれる長い論文の著者は8名、Letterと呼ばれる短い論文の著者は11名で、いずれも筆頭著者は同じです。筆頭著者の次に重要な責任著者とも言われる最後にクレジットされるLast authorはそれぞれ異なります。 この2編ともの論文に疑義が生じていますので、両者の筆頭著者の責任は非常に大きいということは誰でもが思っていることです。この論文が発表された時に国内でのプレスリリースの舞台になったのが理研CDB(発生再生科学総合研究センター)でプレスリリースでは理研の成果として発表されていましたので、その結果生じた責任問

    筆頭著者の記者会見と連名著者の責任 | 5号館を出て
    ryozo18
    ryozo18 2014/04/10
    蛇足部分がしっくりきた。幹細胞的ななにかが混ざる実験を繰り返しやった結果、幹細胞が発生したと思い込んだのではないかなとか
  • ポスドク問題は終わったのかもしれない | 5号館を出て

    もちろん解決はしていないのですが、「ポスドク問題」が問題として取り上げられることが終わりつつあることを感じています。 その最大の理由は、大学院の博士(後期)課程に進学する学生が、定員を割っているということです。これは、ポスドク問題あるいは博士の就職難問題に対して政府が何もやらないあるいは何もできないことを認識した学生が、進学を拒否しているということです。この状態が続くと、10年後くらいにはポスドク問題は(現在ある問題が何も解決しないまま)自然消滅してしまう可能性が高いと思います。 このことによって、大学における研究活動にはすぐに、そして日全体における研究活動にもじわ~っと影響が出てくることは間違いないと思いますが、大学・学界そして日全体の科学技術を支える博士というものに対して大局的な政策を打ち出せなかった、大学・大学院そして経済・産業界を含む日の国全体がそのことで大きな被害を受けるの

    ポスドク問題は終わったのかもしれない | 5号館を出て
  • 研究成果を無料公開: リポジトリって何? | 5号館を出て

    世界中で行われている研究のうち、企業で行われているものを除くと、その金額はさておき、圧倒的多数のものが税金でサポートされているものです。税金のサポートによって得られた研究成果は、当然のことながら納税者である国民に、さらには世界中の人々に自由に(無料で)公開されるべきものであるという暗黙の了解が昔から科学コミュニティにはありました。 アメリカのNIHではしばらく前から、NIHから研究費をもらって行われた研究成果を公表した論文は PubMed Central (PMC) という誰でもが無料で全文にアクセスできるデジタル・ライブラリーに入れて公開しなければならないというポリシーを持っていたのですが、あまり実行されてきませんでした。ところがこの4月7日をもって、それをすべての研究者に強制すると発表したようです。 Progress toward Public Access to Science PL

    研究成果を無料公開: リポジトリって何? | 5号館を出て
    ryozo18
    ryozo18 2008/04/16
    あまり研究者に負担をかけるつもりもないが、このへんの機能充実のためにも研究者の方にはブログを書いて欲しい
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