メディア環境研究所は2010年4月21日、定年退職後の男性(60代男性)の生活パターンとメディアとの接触傾向に関する調査結果「60代男性:メディア&生活時間帯調査」の抜粋版を発表した。それによると調査母体においては、テレビの視聴頻度は極めて高く、最大で6割近くの時間帯すら存在することが分かった。視聴頻度が高いのは朝食・昼食時と、夕食から就寝にかけての時間帯で、特に夕食後のリラックスタイムは3-4時間もの長い間、5割前後の視聴率を維持していることが確認できる(【発表リリース】)。 今調査は2010年1月28日から2月3日にかけて首都圏の60-69歳の男性に対して郵送による日記調査方式で行われたもので、有効回答数は433人分(有効回収率66.3%)。フルタイム勤務者は44.8%・時間勤務者7.6%・日短勤務13.6%・その他8.0%・無職27.9%。69歳に限っても無職は47.8%で、何らかの