2011年1月25日のブックマーク (1件)

  • 映画『ソーシャルネットワーク』はアイロニーの映画だったのか?~メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ソーシャルネットワーク (監督:デビッド・フィンチャー 2010年アメリカ映画) 主人公はハーバード大の学生マーク、オープニングはパブでの彼女との会話シーンだ。マークは喋る喋る、恐ろしいスピードで喋りまくる。頭の回転の早いヤツなんだろう、そして話はポンポンと飛ぶ、会話だけを見ると支離滅裂なヤツに見えるけど、ホントは頭の中で常に複数のタスクが動き回っていて、でもそれを同時に喋ることは出来ないから、こんな喋り方になるんだろう。頭の回転の早いヤツ、頭のいいヤツ、それがマークだ。 しかし相手の彼女はそれに付いて行けない、なぜならそれは会話ではないし、コミニュケーションだと感じられないからだ。おまけにマークの言葉に刺を感じて次第に激高する。しかしマークは彼女を傷つけたり皮肉ったりしたくて言ってるのではなくて、単に情報としてそうだから、現実としてそうだから、そう言っているだけなのだ。だからと言ってそ

    映画『ソーシャルネットワーク』はアイロニーの映画だったのか?~メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ