ＮＴＴ東日本と西日本は３日、インターネットの光回線「フレッツ」サービスや光回線を利用した「ひかり電話」が利用しづらくなる通信障害が発生していると発表した。ひかり電話では、１１０番や１１９番にもかかりづらくなっているという。原因は光回線関係の通信設備の故障としている。障害の詳細な原因や対象地域などは確認中。 発表によると、障害は午前７時１０分ごろから発生。発生地域はＮＴＴ東の管内のうち東京都と神奈川県の一部地域と、ＮＴＴ西の管内のうち大阪府、滋賀県、岐阜県、富山県、石川県、福井県、鳥取県、島根県、徳島県、愛媛県の一部地域。 ＮＴＴ東によれば、光回線の利用者約２６万５千件、ひかり電話約１４万件に影響が出ているという。当初、同社はひかり電話以外の固定電話も利用しづらくなっていると発表したが、固定電話には影響はなかったと訂正した。

全日本空輸は３日午後２時１０分ごろ、国内線の予約や販売、搭乗手続きのシステムで不具合が発生したと発表した。各手続きができない状況で、同社は原因を調べている。現時点で復旧のめどは立っていない。 同社によると、今後の運航便で遅延や欠航などの影響が出る恐れがあるとして、Ｗｅｂサイト上に掲載されている「発着案内」などで最新の情報を確認するよう呼び掛けている。

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