国内で開発が進められている囲碁の人工知能が、トッププロ棋士とのハンデなしの対局に挑んでいる「囲碁電王戦」は、20日の第2局は囲碁ソフトが勝ち、国内では初めてプロ棋士を破りました。 19日の初戦は接戦の末、趙名誉名人が勝利しましたが、20日行われた第2局は、ソフトが序盤から優勢に手を進め、開始から3時間15分で趙名誉名人が投了して179手まででソフトが勝ちました。 囲碁ではことし、アメリカのIT企業グーグルのグループが開発した人工知能「AlphaGo」が世界のトップ棋士に勝利して話題となりましたが、国内で囲碁ソフトがハンデなしの対局でプロ棋士を破ったのは今回が初めてです。 対局のあと、ソフト開発者の加藤英樹さんは「感無量としか言いようがない。きょうはソフトの思考時間を初戦の1.6倍に長く設定して挑んだが、その効果があったと思う。最終局までにさらに改良を重ねたい」と話していました。 一方、趙名
現在は人の手によって行われることがほとんどである倉庫内での商品仕分け作業を、自ら判断して行動できるロボットに行わせるコンテスト「Amazon Picking Challenge」の2016年大会が開催され、今年は2本の指と吸盤を持つロボットが勝利を収めて5万ドル(約510万円)の賞金を獲得しました。 Amazon Picking Challenge http://amazonpickingchallenge.org/ Sucking robot arm wins Amazon Picking Challenge - BBC News http://www.bbc.com/news/technology-36702758 全16チームが参戦した競技を制したのが、オランダのチームであるDelftのロボットでした。日本の安川電機(YASKAWA)のロボットをベースに、画像認識用のカメラやレーザー
IT調査会社のガートナー ジャパンは10月5日、「日本におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2016年」を発表した。ITやビジネスに関する38のキーワードについて9月時点の普及動向をまとめた。 ハイプ・サイクルは、市場に登場した技術がもてはやされ、熱狂が冷める時期を経て市場を確立し、市場で意義や役割が理解されるようになるまでの典型的な経過を示したもの。 それによると、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、データサイエンスなどは「過度な期待のピーク期」にあると分析。今後は期待の反動から「幻滅期」へ次第に移行していく。一方、これまで幻滅期に位置付けていたクラウドコンピューティングは、本格的な普及段階に突入しつつあるとした。
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