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ブックマーク / kazu-yamamoto.hatenablog.jp (3)

  • Yコンビネータのまとめ - あどけない話

    不動点 関数 f :: a -> a に対して、f x == x となる x を「関数 f の不動点」という。 もし、関数 f を入力として取り、関数 f の不動点を返す関数 Y があるとすれば、関数 f の不動点を Y f と表現できる。 ここで、Y の型を調べる。引数 f の型は a -> a、Y は不動点を返すから返り値の型は a。よって、Y :: (a -> a) -> a となる。 不動点 x = Y f を f x == x に代入すると、Y f == f (Y f) となる。これを Haskell で実装すると、関数名に大文字が使えるとして、以下のようになる。 Y x = x (Y x) これを不動点コンビネータと呼ぶ。 再帰の例 再帰するときに自分の関数名を使わない階乗のプログラム fact を以下のように定義する。 fact :: Num a => (a -> a) ->

    Yコンビネータのまとめ - あどけない話
  • 祝 「Scheme 手習い」復刻 - あどけない話

    めでたい! 「Scheme 手習い」が復刻しました。正確に言うと、復刻ではなく、新しい版に基づいた新しい訳です。 Scheme手習い 作者: Daniel P. Friedman,Matthias Felleisen,元吉文男,横山晶一出版社/メーカー: オーム社発売日: 2010/10/22メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 129回この商品を含むブログ (34件) を見る 以前、マグロウヒル出版から出版されていた「Scheme手習い―直感で学ぶLisp」は、"The Little Lisper" の訳です。内容が、Common Lisp でもなく、Scheme でもない Lisp の方言によって書かれているのに、邦題に Scheme が入っていたのは、このの唯一の欠点だと僕は感じていました。 今回は、"The Little Schemer" の訳です。原書も訳

    祝 「Scheme 手習い」復刻 - あどけない話
  • The Little Schemer - あどけない話

    最近、Scheme がちょっとした流行になっているようです。 Scheme を勉強しようと思っている人に、僕が声を大にして薦めたいは、「The Little Schemer」です。 The Little Schemer (The MIT Press) 作者: Daniel P. Friedman,Matthias Felleisen出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 1995/12/21メディア: ペーパーバック購入: 10人 クリック: 137回この商品を含むブログ (91件) を見る 1章から7章にかけて、たくさんの例題とともに「再帰」が説明されています。「再帰の再帰」も勉強できます。実際、「このを読んで人生が変わった」という感想を何回か聞いたことがあります。なぜなら、物事を再帰で考えられるようになるからです。再帰が分らない人は、ぜひ読んで下さい。 8章は、「ク

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