江戸川大学社会学部ライフデザイン学科3年 領家 悠介 今回は、フードディレクターの奥村文絵さんにお話を聞いた。テーマは「ごはんをデザインするということ~食のブランディングの立場から」だった。 ・フードディレクター フードディレクターとは、ごはんをデザインする仕事である。料理の盛り付けや商品の写真のデザインに携わったり、雑誌で新しいレシピを紹介したりしている。 また、奥村さんは北海道や東北地方に行く機会が多く、食べる空間、食器、盛り付け、パッケージ、レシピなどによって地域の食材に新しい価値をつけ、産地と都市を結ぶ役割も果たしている。 同じ食に関わる仕事に料理人があるが、料理人はレストランという固定された場所があり、その中で自分の得意なジャンルの料理を展開していくが、フードディ レクターは家族向けか、単身向けかなどによって、さまざまな場所で幅広い年齢層の食に携わるという点で、料理人より少し自由