米憲法修正第1条をめぐり、緊張感高まる攻防を繰り広げていたAmazonの戦いが、拍子抜けの結末を迎えた。 同社は、アーカンソー州の殺人事件をめぐる裁判で、「Amazon Echo」スピーカーのユーザーデータを引き渡すことに同意した。同社はこの数カ月間、情報提出を求める令状を拒否し続けていた。米国時間3月6日に公開された裁判所提出書類によると、Echoを使用していたJames Andrew Bates被告がデータ開示に同意したことを受けて、Amazonは態度を一変させたという。 音声アシスタントのAmazon Echoでは、他のスマートホーム機器の操作やゲーム、Amazonウェブサイトにある商品の注文などができる。 提供:Chris Monroe/CNET Bates被告が同意する少し前の2月には、Amazonはユーザー情報の開示に強く抵抗する姿勢を見せていた。Bates被告がEchoに録音