すでに年初より値下がりはじめたNANDを尻目に2年以上も続いてきたDRAMの価格高騰もいよいよピークを迎え、半導体バブルが終焉の時を迎えようとしている。米IC Insightsは、この2年間のDRAM平均販売価格(ASP)の上昇の様子を振り返ったわかりやすい図を公開した(図1)。 DRAMのASPは、2016年8月には2.56ドルだったが、2年後の2018年8月には6.79ドルへと2.65倍も値上がりしている。しかし、2016年8月から2017年8月までの1年間の値上率は96%だったが、2017年8月から2018年8月までに一年間の値上がり率は35%と値上がりペースが落ちてきている。 図1 DRAM平均販売価格(ASP:ドル)の変遷 (2016年8月~ 2018年8月) (出所:IC Insights) 台湾TrendForceは、DRAM大口契約価格が、2018年第3四半期(7~9月期)
経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は9日の定例記者会見で、日立がフィリピン人の技能実習生20人に解雇を通告した問題について、「報告を受けている範囲で答える」とことわったうえで、「(実習生の)ビザが変更されたので、就労させると違法になる。違法を避けるために、とりあえず解雇をして、いまの実習計画でよいと判定できてワーキングビザになれば、ただちに復職させる」と説明した。「適法うんぬんのことはいっさいまだ結論が出ていない」「違法性はいま現在、ないと信じている」とも述べた。 提訴された場合の対応については、「そんなこと僕に聞かないでよ。朝日新聞さんがマニアックに追いかけている話なのだから」と述べ、言及しなかった。ただ、実習生の受け入れ態勢を十分に整えられずに、実習途中で解雇を通告した日立の企業責任が問われるのは避けられない。経団連は「すべての人々の人権を尊重する経営を行う」との原則を盛り込んだ企
米国で民事訴訟を提訴米国で起こした民事訴訟は、漫画村に作品を無断で掲載されていた、ある漫画家が原告となった。 カリフォルニア州弁護士の資格も持つリンク総合法律事務所の山口貴士弁護士が代理人となり、インターネットユーザー協会幹事の中川譲氏が漫画家との連携を取っていた。 山口弁護士は、米ロサンゼルスにあるロバート・W.・コーエン法律事務所に協力を求め、クラウドフレア本社がある米国で民事訴訟を提訴した。被告は運営者の氏名が不詳だったため「匿名者」とした。 その上で、証拠開示手続き(ディスカバリー)を行い、クラウドフレア社から漫画村に対する課金関係の資料を取り寄せ、漫画村運営者の特定を試みた。 その主な流れは、以下のとおりだ。 6月12日、アメリカで民事訴訟を提訴 同月15日、裁判所がクラウドフレア社に対し課金関係資料の提出を求める罰則付召喚令状(Subpoena=サピーナ)を送付 同月29日、ク
昨日開催された技術書典5にて、新刊「実践ARKit」と既刊「Metal入門」という2冊の技術書を販売してきました。これまで商業出版も含め何度か技術書を書いてきて、「技術書に儲けを期待してはいけない」1と思い込んできましたが、昨日一日の売り上げは約46万円(詳細は後述)。もしかしたら技術書を書くこと自体でそれなりに稼げる時代が来つつあるのかもしれない・・・と考えを改めました。 (技術書典5。自分のブースからの光景) 自分の書籍の中身やイベントがめちゃくちゃ楽しかったという話は本記事ではいったん置いておいて、そんな「お金」の面について具体的な数字、気付きなどを書いておきたいと思います。 1日の売り上げ詳細 実践ARKitとMetal入門、どちらも製本版+電子版のセットで2000円で販売しました。どっちが何冊売れたかはちゃんと数えてないのですが、だいたい3:1ぐらいでARKitのほうが多かった感
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