Thumbnail photo on openai.com 画像AIの発展が止まらない。 画像認識からブレイクスルーが起こった画像AIは、画像自動生成の分野でも発展を続けている。以前紹介した、モザイクから元画像に類似する高画質画像を自動生成する技術も興味深かったが、今回はまた別の技術を紹介したい。 SpaceXなどで有名なイーロン・マスク氏が共同会長を務める、米国の非営利研究団体OpenAIは、半分の画像を入力するだけで残りの半分を自動生成する技術を発表した。類似研究と違う点は、文章を分析する自然言語処理の技術を転用しているところだ。 文章生成に長けたGTP-2モデルを画像生成に応用 今回OpenAIが発表した技術には、GPT-2モデルが使われている。GPT-2モデルは、OpenAIが2019年に発表した自然言語処理のモデルだ。このモデルはインターネット上にあるウェブページを800万ページ