私は成功者に対して、「情熱を傾けられるものに熱中して、気づいたら成功していた人たち」というイメージを抱いていた。だからこそ「普通の人に近い視点」で経験を語ってくれる彼に親近感を覚えた。 人生の目的を見つけるまでに彼が歩んだ道のり。そして、そこから学んだ若者にどうしても伝えたいこととは?約15分に及ぶ演説の一部を紹介しよう。 「『一体どこへ向かっているんだろう?』そう自分に問いかける時が来るだろう。正直に言うと、私は同じ質問を問いかけ続け、答えを見出すのに15年近くかかった」 「高校生の時には、何になりたいかを答えられればそれは人生の目的を発見したことと同じだと思っていた。けれど違った。大学生の時には、学ぶコースの専攻が明確になっていれば見つけたも同然だと思った。それも違った。社会人になってからは、良い仕事に就けばいいのだと思った。でもそれも違った。だったら昇進すればいいのかとも思った。けれ
![Appleティム・クックの卒業スピーチ「バカにするやつは放っておけ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1bc56d367fd78eb88c2146dcb5d888e278b9d761/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net%2Fuploads%2Fimage%2Ffiles%2F96777%2F0aabb883e40f518f5b821c6c80dc774af6eb7d32.jpg)