インターネットに蔓延する迷惑メール(スパムメールや、ウイルス感染したパソコンからのウイルスメール等)の対策として、大手 ISPはほぼ全てが OP25B(Outbound Port 25 Blocking)を実施するようになった。OP25Bの普及に向けて、2006年5月末までに MSA(メール投稿用の認証付587番ポート)を利用者に提供するというマイルストーンが設定されており、大手以外の ISPも多くが 2006年6月1日から OP25Bを開始したようである。 OP25Bとは、ISPが自社網内のユーザが撒き散らす迷惑メールを封じ込めることを目的として、自社網の動的IPアドレスのホストが網外の SMTPサーバに向けて25番ポートからメールを直送する処理を規制する技術である。 その結果、迷惑メールが他の ISPに送信されることは防止できるが、迷惑メール以外の普通のメールまでも送信されなく