学校を舞台に、高校教諭から恋愛術を学ぶイベント「学校de恋活」が23日、北条高校(兵庫県加西市段下町)で開かれた。参加した男女48人は、教室で高校生気分を味わいながら、新しい出会いを求めて真剣に「授業」を受けていた。 婚活支援を通じた人口増に取り組む加西市の連携事業。昨年8月、同校生徒が高校での婚活イベントを西村和平市長に提案し、今回の実施につながった。 この日は、地域活性化に取り組む部活動「ふるさと創造部」の部員が午前中に会場の飾り付けや掃除などをし、準備を整えた。午後に開かれた講座は、男女別に分かれて教室で実施。男性26人の講座は、菅野恭介校長と山本未来大教諭が担当した。 約1時間の講義では、菅野校長が男性役、山本教諭が女性役を担当。二人は「優柔不断」「唯我独尊」「言い訳をする」「過度に自慢する」など女性に好かれない男性について、実演しながら紹介し、参加者の笑いを誘った。菅野校長