むかし、何もかもつまらなくなって、死にたくなった時 何だか知らないけど、実家の玄関に、母子手帳が置いてあって、何気なく読んで見たら 自分が生まれたばかりの時の母親の日記のようなものが書かれていて、笑ってるとか、泣いてるだとか、つかまり立ちしたとかしてないとか、花を見つけて喜んでいるとか どうでも良さそうなことが、ぎっしり書き込まれていて 消えてしまいたいとさっきまで思っていた自分が情けなくなってしまって、その場で泣き崩れた 少なくとも、親には愛されていたんだと思って 消えてしまうのは、親孝行してからにしようって